26歳で正職員だった仕事を辞めて、地元に帰ったのはいいですが27歳~29歳は暗黒期でした。

とにかくネガティヴ思考。

もともとは仕事が原因(クレームとか)だったのが、実家に帰ることで親の目、近所の目、親戚の目にさらされ、就活は失敗続き。

やっと仕事が決まっても地方自治体の臨時職員(緊急雇用)で仕事に行っても仕事が無い(´Д⊂)一日どうやってつぶすか考える毎日。

周りはみんな仕事しているのにさ。。。

 

今の仕事も就いた一年目は暇すぎて、やることなくて、一日が長くて・・・

私はこの世界に必要のない人間だ


 

 

早く死にたい。いつ死んでもいい。


 

 

とかとか

とにかく自分をこの世界から消したくて消えたくてたまらない3年間だった。

しかし、ここ2年は比較的穏やか。以前のような希死念慮はなくなったのでその原因を考えてみた。





① SNSを辞めた


FacebookなどのSNSを辞めた。

SNS疲れなんてワードも流行ったけど、私もネットでのコミュニケーションに疲れていた。

特にFacebookは本名が原則。

つながるのもほとんが知り合い。

ふだん生活をしていて思い出したこともない知人たちの、今何をしているか、誰といるか、どんなに充実しているか。を知ることになるのは結構なストレスだった。

本名で投稿しているので、ほとんどの人がネガティヴな事柄を書かない。(たとえば彼氏彼女はできたことは書くけど、別れたことは書かないとか)

暗黒期にあった私にはFacebookの中のリア充な日記にイイネ!なんて思ってもないのに無理して押すもんだから余計にストレスがかかった。

やめて本当に良かったと心から思う。

Facebookに結構な時間を取られていたので、その時間が浮いたし、大して仲良くもない人の近況を知らなくてよくなったし。
仲良い人とはふつうに会ってしゃべってるんだからその他は必要なかった。

またFacebookしたいな~

とか全く思わない。

 

 

② 仕事が忙しくなった


みんな働いているのに自分だけが暇だとどうにもやるせない。

私はこの会社に必要ない



この世に必要ない

と思考がどんどん暗くなっていく。

 

仕事中の暇な時間はいらんタイプなので、忙しいとネガティブな感情はわかなくなった。

 

 

③ 裏の裏まで深く考えないことにした


1言ったことから10読み取ろうとしなきゃだめだ

という考えが私にはできていた。

これは正職員時代に営業事務をしていたからかもしれない。

お客さんの言ったことの深意を探らなきゃとか、同僚がどういうことをしてほしいのか察しなければいけないと思って働いていたので、それがどんどん思わぬ方向へ行ってしまった。

もしかして怒ってるんじゃないか? 呆れてるんじゃないか? 役に立たないと思われてるんじゃないか?


 

と言われてもいないのに考えるようになった。

どう思われてもしょうがない。

と考えるように努力している。

 

相手が思っているのかも分からないことに悩むのはやめようという思考になってきた。

あの接し方で良かったのか・・?と悩むこともあるけど、もう後にはもどれないので考えてもしょうがないと自分に言い聞かす。

 

 

このブログでも何度も書いているけど、ネガティヴとポジティヴという思考の揺らぎにとてつもなく疲れる。

ネガティヴになりやすいのは

落ち込む方がはるかに簡単だから。

私はだめだと思う方がいざダメだったときに傷つかない気がするから。

 

でも、

 

傷つくときはどんな状態でも同じように傷つくんだ

 

 

それより傷ついたときにいかに早く回復するか。

傷ついたまま、また嫌なことがあるとどんどん沈んでいく。

その前に少しでも自分の心を整えていることが大事。

 

 

 

瀬戸内寂聴さんのインタビューがテレビでやっていて

 

インタビュアーが

年を取って自分が思う美意識と違ってきたらどうしますか?


 

というような質問をしていた。

今の自分にはこの格好は若すぎるとか思うようになってきた


 

とかインタビュアーなのにちょっと相談のような質問だった。

 

 

その答えがとても良かった。

 

他人なんて気にする必要ない。誰になにを言われようが、その人が税金払ってくれるんじゃないんだから。


 

他にも

若い人に恋をしろというのは、93歳になる今、恋をしようとしてもできないから


 

本来だったら90歳を過ぎて大病をしたら死んでもおかしくない。それでも生きているということは”生かされた”ということ。自分にはまだ役割があるということ。


 

瀬戸内寂聴さんは、胆のう癌になり手術は成功したものの10ケ月寝たきりで、リハビリの末復帰したばかりだったとのこと。

福祉の仕事に携わっているからわかるけど、92歳という年で10ケ月もの間寝たきりになったらもう自力歩行は不可能に近いと思う。

テレビの寂聴さんは生き生きとしていてバイタリティにあふれていてかっこよかった。

旦那や子供を捨てて恋に走ったという私の嫌いなタイプ(笑)だけど、それがあってたくさん傷つけたり傷ついて、今たくさんの人に支持を得ているんだと思う。

悪意を持った人間には柳に風というように受け流せという美輪さんに、他人のことよりまず自分という寂聴さん。

 

いろいろな経験の上に立っている人は、かっこいいです。

 

 

と、こんなことを書いていても明日また落ち込むかもしれない(´・ω・`)
そんなことを繰り返しながら回復力が早くなる方法を自分で身に付けていくしかないな。

あああああああ

猛烈に20代に戻りたい


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