うつ病になりたくないなら、まず理解!(うつで無職で依存症 感想)

※ 長文です!注意!! (`・ω・´)

うつ病って私が高校生の時にその名が世に出回ってきたように思います。
高校だから約15年前。
今では認知度も高く、現代病というくくりと言えるかもしれません。
病名認知度は高いけれど、その予防の仕方とか、病気の人への対応の仕方とかは認知不足であると思います。

”がんばってと言ってはいけない”

が代表的な対応の仕方と言われています。
果たしてそれが正しいのか、間違いなのか。
また、予防するにはどうすればいいのか、うつ病の診断を受けた時にはどうすればいいのか。

経験者は語る・・・ですが、「うつで無職で依存症」の著者:横塚紀一氏のうつ病完治までの道程は予防と対策のために読んでおくべきだと思います。

感想の前に。

私が中学生の時に父親がうつ病と診断されました。
当時はまだどんな病気なのかも、名前も知りませんでした。

ただわかるのは

今までの父と全く違うということ

でもうつ病だと診断されるまでの数年間もずーっとおかしかったんです。
最初は軽度だったと思うんですが、じょじょにうつ病に蝕まれ、やっと精神科を受診する頃にはお医者さんに

「すぐに入院しましょう」

と即決されるほど、うつ病の進行が進んだ状態だったのでした。

父と母がバタバタと家を出る姿が今でもはっきり思い出せます。

「どこに行くの?」と聞くと

「お父さん今から入院するの」と母が答えたところまではっきりと。

そうして、15年が経ちました。父は『完治』していません。
今でも抗うつ薬を飲み、きつい睡眠薬がなければ眠れません。
それでも、あの頃よりもおだやかになり活動も活発になりました。

病気は早期発見が一番です。
これは精神の病気でも同じです。

うつ病は誰でもなる病気です。
どんなに明るい人でもなります。

うつ病患者の家族として、純粋にこの本に魅かれました。
以下感想です。

うつ病って言われすぎて、最近ではちょっと軽んじられているような気がします。

うつ病=鬱病

筆者も書かれていますが、漢字にするとなんとも鬱々とする病気です。
実際にネガティブ思考というか自己否定の感情が全てを占め体にも影響が出てきます。

・朝起きたくない
・仕事に行きたくない

そう思うことは誰でもあるはずです。鬱病の場合はそれが深刻に身体に影響し、起き上がるだけでも精神エネルギーを消耗。会社に着くころにはもう疲労困憊です。
それでも仕事となるとスイッチが切り替わるように普通の顔になります。

父がこれでした。職場の人は気付きません。
おかしいと思うのは家族のみ。
毎日夜は怒り狂い。朝だというのに顔には疲労と絶望が浮かんでいるなんとも言えない表情でした。

※ うつ病に関する用語が正しいかは分かりません。我が家で使っている単語で書いております。

うつ病になる理由

これは人それぞれ。きっかけも数多にあると思います。
筆者のきっかけは仕事。膨大な仕事量と仕事での人間関係であったみたいです。
私の父もきっかけは仕事。でも仕事量が多いわけではなく、「仕事が無い」ことがきっかけ。また、コンピュータの導入についていけなかったりと小さな要因もたくさんありますが「仕事が無い」ことが一番の理由。
私も同じ性格なのですが、給料をもらっている以上「暇だからぼーっとする」ということができません。
何かしら仕事を探してしまいます。父も同じです。「暇なことがストレス」これがうつ病へのきっかけです。

うつ病になった場合の対処

まずは先生の意見が重要です。入院が必要なら入院。自宅療養が必要なら自宅療養。
一番は「ストレスのきっかけ」を取り除くことです。
つまり筆者と父の場合は「仕事」を休むということです。

しっかりとした会社であれば、会社専属のカウンセラーなんかもおり精神疾患について寛容なところもあるでしょう。でも全員がそういった会社には勤めれません。個人企業で少人数であれば休みにくいところもあると思います。

けれど、絶対休んだ方が良いです。
会社の将来より自分の将来です。健康はお金では買えません。一度失ったものを取り戻すのは相当の時間を要します。
現に父は診断を受けてから15年。でも自分に変化を感じたのはきっともっと前だと思います。
つまり約20年ほどうつ病に苦しんでいることになります。

筆者はうつ病が回復傾向にあった時に仕事に復帰し、また前以上の「鬱」で大きくふさぎ込むことになります。
そして気持ちが上向いてきたときが一番危ないと書かれています。

うつ病患者に自殺者が多いですが、自己否定を繰り返す中で切っても切れない関係なのが「希死念慮」。

「希死念慮」とは死にたいと思うこともそうなのですが、「自分がいなくなりたい。消えてしまいたい。」という感情です。とにかく『この世から自分という存在を消してしまいたい⇒死にたい』に繋がるのであろうと思います。

気持ちが上向いているのに、なぜ危険なのか?

これは筆者が具体的に書いてくれています。鬱が一番重いときには思考能力が低下し、何も考えられない。少し回復すると考える力も復活するが、希死念慮は消えない為「死ぬための方法を考えてしまう」。

ここを読むあたり、父はこの段階まで行っていたと思います。具体的に死ぬ方法を考え、いざ実行する前に病院に行き、即入院となりました。入院中に一度外泊許可が出て、また病院に戻るときに見た父の顔は数年見ていなかったスッキリした顔になっていました。このとき、入院していなかったら父は死んでいたかもしれません。本当に寸でのところで病院に行けて良かったなあと思います。

けれど、仕事に復活すると当然のように鬱が再発します。それでも生活の為には仕事をせざる負えません。
私は子どもで父に何も言ってあげれなかったけれど、大学など行かずに早く働いてあげてたらもっと苦しまずに済んだのではないかと思います。もう、後の祭りですが。大学に行っても大した勉強もしてないのに( ´,_ゝ`)すまぬ、父よ・・・。

周りの対応の仕方

これはなかなか難しいかもしれませんが「普通に接する」が一番です。
筆者の奥さまの対応が参考になるかもしれません。
特に鬱でひきこもっている(起き上がれない)状態のときに「太陽の光を浴びて副交感神経がどうたらこうたら・・」と責めるより、とりあえずそっとしとこうぜ!ってことです。

父は鬱期と躁期が交互にありました。
とりあえず鬱期に何言ってもだめなんで、もう「放置」。
筆者が家族の「放置」に助けられたと書いてありました。私たちの対応もこれで良かったんだと少しほっとしました。

ちなみに数年前までの父のバイオリズムですが

鬱期(長くて3ケ月、内1ケ月は寝たきり状態が主)
   ↓
徐々に上向き
   ↓
躁期(長くても1ケ月、早くて1週間)

この躁期の内にあれこれと動いて消耗し、鬱期にどーんと落ち込んで寝たきりになります。悪循環。

現在の父のバイオリズム

鬱期(長くて1ケ月、寝たきり状態はほぼないが、あっても数日)
   ↓
躁期(長くて1ケ月程度と変わらない。活動は昔より減)

て感じです。
最近は鬱か躁か見分けもつかなくなってきたようにも感じます。
母とも、今どっちか分からんね~って会話したりします。
昔ははっきりと分かれていました。

鬱期には葬式であろうと人中に行きたくなくなるみたいです。
こればっかりはどうしようもありません。

職場にうつ病の人がいても、普段通りが良いみたいです。
筆者が言うには気を使われてるな・・・と思うだけで自己嫌悪が始まるらしい。

じゃあどうすればいいんだ!?と思いますが、あまり気にせずやるしかない。
精神疾患じゃなくても病気か?と思うぐらいやばい人もまれにいますしね(‘A`)

ただ、母はうつ病の同僚に毎日のよう
に怒鳴られた経験があります。
父は職場で怒鳴るようなことはなかったのですが、家では怒鳴り散らしてました(躁期はイライラします)。
こういった人には上司がご家族に相談してしばらく休んでもらうことが良いと思うのですが、中には被害妄想で支配される方もいるみたいです。本来はカウンセラーと相談しながら対応していくことが良いと思いますが難しいですね。
母は職場では同僚に、家では父に怒鳴られてよく精神が病まなかったなーと感心します。
おおらかで細かいことは気にしない主義なのが幸いだったのかな。
われらO型一家の中で唯一のA型ですが、いちばんおおらかで寛容であるみたいです。

うつ病と依存症

この本のタイトルである依存症。筆者はアルコールとギャンブル依存みたいですね。
正式に診断を受けたわけではないとのことですが、酒量を読む限り立派な依存症であると思います。また借金をこさえるまでスロットに費やしたとなると、これも立派な依存症ですね。ギャンブルはうつ病の完治と共に徐々賭ける金額が少なくなったようです。

蕁麻疹が出るようになり、アルコールは抑えれるようになったみたいで良かったです。
うつ病にとってアルコールは大敵ですが、鬱期の鬱屈とした気持ちを酔うことで忘れさせてくれるのではまる人も多いのでしょうね。父もそうです。ずーっと飲んでました。最近になりビールが美味しく思えなくなったという時期があり酒量が落ちました。現在は1週間に500m缶3本くらいが限度かな。酒量が多い時期は鬱での落ち込みようが相当深かったと思います。
良い気持ちになると言ってもその場だけ、後で深ーく落ちることになるのでなるべくお酒は飲まないようにした方が良いですね。

感想が長くなりましたが、筆者がうつ病の治療を始めて3年で完治しています。
ですが父のように約15年経っても完治していない人もいます。

ですが筆者:横塚さんの経験談。自分と向き合って分析されている(仕事の仕方など)こと、いろいろ参考になるんではないかと思います。
ほぼうちの父語りになってしまいましたが(‘д` ;)。

そして私も父の子。性格も似ているので気をつけねばと思う危機管理から、この本を手に取りました。

(理不尽な扱いを受けた)本来なら怒りを向ける対象であるリーダー様には「確かに試練だけど、自分を鍛えるチャンスをくれたのだな」と、むしろ感謝する感情すら湧いてくるのです。
 これは冷静に見てみると、人間の感情の動きとしては極めて異常です。オレは無意識のうちに「怒り」を嫌い、恐れ、避け続けることを習慣にしてしまったのです。そして本来ならば何らかの形で発散されるべき「怒り」のエネルギーが自分の心に蓄積し、それが「うつ」という歪みとなって、表れるまでになってしまったのです。

筆者は「逃げることは悪い事ではない」、「怒ることもそれ自体が悪いわけではないんだ」と気付いたとおっしゃっています。

こんなネガティブなこと思っちゃダメだ(TДT)
あの人は私のために言ってくれてるんだ(と思うことにしよう)

という考えを払しょくし、自分の感情のままに生きることを大切にしようと改めて本を読んで思いました。

特に仕事では、
良い子ちゃんになっても給料上がらんしな!(゚д゚)、ペッ
(昨日の出来事をひきずっている)

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2 Comments

横塚紀一

まるまる様、初めまして!自著の情報を検索中に、こちらの記事を知りました。拙著をお読みいただき、また記事に取り上げていただきまして、ありがとうございます。
お父様ご自身、かなり長く苦しい日々を過ごされたようですが、今は回復傾向なのでしょうか? うつはご家族にとっても辛い病気ですので、お母様もまるまる様も無理はなされませんよう。
良い子ちゃんになっても、給料は上がらんですしね!

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まるまる

横塚紀一様
わあああ!著者様自らコメントいただけるとは!!ありがとうございます(;ω;)
父は躁鬱の幅が狭くなったように思います。一年に一度ぐらいは結構重い鬱があるようですが、昔よりはぜんぜんましです。父の鬱病が一番重い時期に私はちょうど思春期真っただ中で、病気だとも思ってなかったのでずいぶん父にひどい言葉を投げました。高校生になったときには隣りのクラスの女子がうつ病で中退して、自分達みたいな若者でもうつ病になるってことがわかって改めてうつ病に関する本を読むようになり、父の気持ちがちょっとだけ分かるようになりました。母は何を言われても父を責めるようなことはなくずっと明るく話しかけていたのですごいと思います(とにかくめっちゃ怒鳴られていたので)。今はあの時よりははるかにましなので幸せです^^

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