友達に勧められた、「思考を掘り下げる」作業を今日久しぶりにしてみました。

 

仕事でものすご~く威圧的で、どんな対応でも怒る怖い人がいまして。

やだなー

こんな人と関わるぐらいなら仕事辞めよー

 

って漠然と考えていました。

 

そこから掘り下げて、

 
なぜ、威圧的な人が怖いのか?

 

攻撃的なことを言われることが怖いのか?

 

理由について考えました。

 

 

そこから出てきたのは、

「自分の意見に自信がないから」

というものでした。

 

自分が思うことに自信があれば、「いや、私はこう思います」って跳ね返せばいいだけだもんね。

 

そして、なぜ自分の意見に自信がないのか?

 

も掘り下げると

 

昔から自分がやることを肯定されずに生きてきたからじゃないかなと思いました。

 

うちの母はかなりお堅い思考の持ち主だし、兄は恐怖で下二人(私と二番目の兄)を支配していたのでそもそも意見を言っても反対される環境だったんですよね。(父は置いておく)

 

また怖い兄の影響は服装なんかにも現れてて

 

女の子らしい恰好をしたら色々言われるので、ズボンしか履かなくなったり

マニキュアなんて今でも何か言われるんじゃないかとトラウマです(苦笑)。

 

結婚してだいぶ丸くなった兄ですが、私たちを支配してきた恐怖政治はいまだに脳裏に刻み込まれています。

 

母は母で、自分がこうだと思った通りに進めたい性格です。あと短気で待てないという特徴があります。

「なんでこんなことも分からないの?」

ってよく言われた思い出~(';')

 

あと、母は人に興味がないです。

 

私は家族や職場の人の足音とか聞き分けがつくのですが、母は全くわからないというので聞いたときはびっくりしました。

 

階段を降りる音とか、猫の声とか全然聞き分けできないらしく、、、

 

私はそんな人間がいること自体びっくりで(生存本能だと思ってたので)これは聞いたときかなり呆然としましたね。

 

 

父の担当医にはうつ病の患者さんのパートナーに多い性格だと言われてました。

 

細かいことは気にしない大雑把な性格・・というより、そういう風に自分を変えてきたのかもしれません。

ただ・・思春期の私にはもっと気を使ってほしかったです・・( ;∀;)

 

 

34歳という中年になって昔のことを引きずって家族のせいや過去の環境のせいにする・・・

とかではなく

一度自分が躓いているところを紐解いて、じゃあどうするか?っていう作業が大事なんだと思います。

 

これは昔、占い師にも言われたことでした

 

「恥ずかしいことや、失敗したことを思い出すのはしょうがないけど、そこから一歩踏み出して、”じゃあ今だったらどう対応するか”まで考えて」

 

これがすごく心に残ってます。

占いより(';')

 

すぐに解決する特効薬なんてなくて

でもちょっとずつ、克服していけたら良いなあと思います。

 
嫌だったな

つらかったな

恥ずかしいかったな

 

で終わらせず、

そこから一歩だけ

「じゃあ次はどうする?」

って考えられるようになったら、少しは自分の世界が許せるようになるかもしれません。

 

まあ何はともあれ、自分の思考を明確にするには認知行動療法

 

 

これはセールだったので購入!

序章ですでにおもしろい!

入口への惹きつけ方が巧みですね。